



「サクサクの天かす大好き!」「わかるわかる、でも出汁がしみたトロトロの天かすも最高だよね」そんな会話が聞こえてきそうな、食欲をそそる川柳がたくさん届きました。選句中、思わずよだれが出そうになるほどでした。そんな中で、ざっこくまいまいさんの川柳には、『電波受信中』というユニークな言葉が登場します。これを使って天かすのおいしさを表現しているのが、とてもいいですね!現代のテクノロジーに囲まれた生活と、日本に昔からある天かすという存在をうまく結びつけて詠まれており、本当に素晴らしい川柳だと思います。
※一部作品にお鶴先生の添削を入れさせていただいております。
川柳審査員

- 浮世川柳家/お鶴(おつう)
- 愛媛県松山市に生まれ福岡県北九州市で育つ。毎日新聞の人気川柳コーナー「仲畑流万能川柳」の常連作家として知られる。2003年からは句会「セブンティーン」を主宰し、福岡県北九州市内で句会や川柳教室を開く。これまでに福岡県内のFMラジオ局crossFMの番組内で川柳コーナー及びJNN系列RKB毎日放送のワイド番組「今日感テレビ」の人気コーナー「今日感川柳」を担当。各種川柳コンテストで多数の賞を受賞。現在も、川柳作家としての活動に加え、各種川柳コンテストの選者としての活動、後進の育成、メディア出演、講演活動などを精力的に行っている。
イラストレーター

- かんの あや
- 東京デザイナー学院卒業、現在は愛媛県松山市に在住。本の挿絵や公共施設の展示物のイラストなどを手掛ける。実用的且つおしゃれでシンプルなイラストが得意。
著書「マンガで覚える!しろねこトーフの英会話」。
































